SABI
2019.12.21
皆様年末の大掃除はお済でしょうか。
自宅掃除作業の際に気になるサビが台所流し台にあって数年前から
落としては再発のイタチゴッコ状態でした。


ステンレスシンクとステンレス食器乾燥棚との間が異様にサビます!
ステンレス同士のですが、成分的に(ステンレスでも用途や製造者意図で成分割合に違いがある)
腐食しやすい側へ腐食の負担が集中する「電食」のようです。
少し変わった方法でサビを防ぐ物を見つけました。↓

腐食しやすい金属を貼り付け、犠牲となって防食する「犠牲防食テープ」です。
強固な防錆能力が求められる船舶やパイプライン等のインフラ施設へは、かなり前から採用されていた
方法のようです。 今回は趣味の車への防食に活かすことが出来ないかシンクで試してみたいと思います。

銀紙テープみたいですが極薄の亜鉛の帯に通電性のある高耐久粘着テープを組み合わせた
物のようです。

出来るだけサビを落とし、テープ貼り付けます。
犠牲となるだけなので、部分的な施工で良いはず・・・です。


貼り付け完了です。 ( 2019.1.18 )
約1年後の( 2019.12.21 ) の状態が下の写真です。



少し錆びてますが以前より腐食進行はだいぶ鈍くなってる感じ。
右下側の防水キャップから伸びている様に見える白濁が犠牲となって溶けた亜鉛です。
結構、防錆効果はありそうですのね趣味の車へ応用してみようかと思います。
マニアックなブログ内容だったと思いますが最後までご覧頂きありがとうございます。